みなさんは菓子パンというとどれくらいの生地の種類があると思いますか？
同じ菓子パンでもクリームパンとUFOパンではまったく生地の種類が違います。
何十年もの間、あらゆる生地を開発し続けた結果、28種類の生地が生き残り、そこから130酢類以上のパンたちが生み出されて、薩摩川内の人たちに愛されています。
カスタードクリームやピザソース、メロンパン、UFOパンのビスケット生地はもちろん、惣菜パンのタレやハムカツ、ハンバーグにいたるまでオリジナルで調合しています。
業務用冷凍生地が台頭し、市販のみならず焼き立てベーカリーでさえ味が均一化する現在の流れの中で、私たちはオリジナル調合にこだわります。
昭和36年全国パン洋菓子品評技術大会最優秀賞受賞を皮切りに様々な賞を受賞させて頂きました。そしてその味は地元薩摩川内の人たちの支持を得てきました。
1961年 第2回全国パン洋菓子品評技術大会 最優秀賞
1966年 第1回全国中小企業団体総連合表彰大会 会長賞
1984年 第20回全国菓子大会博覧会 金賞
1989年 第21回全国菓子大博覧会 金賞
2002年 学校給食優良工場 表彰 など
マドンナ定番の食パン、デニッシュ食パン、もちもち食パン、ミルク食パン、玄米パンなど食卓に並ぶ食パンはすべて石釜方式で焼いています。
遠赤外線を天井で反射させ、包み込むように焼き上げるから外はこんがり、中はもっちり。
朝、焼き上がりの時間をチェックして注文をいれて取りに来られるお客様が多いです。
太陽の光を浴びると、暖かく気持ちがいいですよね。これは赤外線の輻射熱の効果です。太陽の光を浴びて日向にいる時と、外気温は同じでも日陰にいる時では、身体に感じる暖かさはまったく違います。
私たちが外で暖かさを感じるのは周囲の温度からだけではなく、太陽から直接届く輻射熱による効果が大きいことが分かります。
このことは、オーブンの中も同じです。パンや菓子生地が、輻射熱を浴びることで風味豊かに、美味しく焼き上がります。他社オーブンと比べても、当社の輻射窯は赤外線の放射率が極めて高いので、製品のボリューム・風味・色艶・などが増して焼き上がりに差が出ます。
赤外線の中でも特に遠赤外線は波長の長い5.6ミクロン以上の波長領域で、波長が長いぶん深達力があり、 対象物に深く浸透し、芯から暖める効果があります。
赤外線が物体に深く浸透・吸収される時、温度上昇に使われた放射エネルギーを輻射熱（放射熱）といいます。 特殊炉内構造が、赤外線から強力な輻射熱を炉内に充満させ、パンや菓子生地を芯から温め、さらに発生する 二次的な輻射熱が、さらに温かさを広げます。